2013年3月2日土曜日

【邦訳論文】あらかじめ計算された放射線による死~EUと日本の食品放射能汚染制限値


在独邦人 emi kiyomizu さんからの情報
https://twitter.com/kiyomizu5

重要な論文です.時間のある時,お読みください.

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福島原発事故後のドイツ、ヨーロッパ、日本の食品放射線防護値による健康への影響に関する鑑定.セバスチャン・プフルークバイル.ドイツ放射線防護協会.)p23.年間80ミリシーベルトで被曝した10万人のこどものうち約4000人が死亡することも考えられる。

大人の場合、同じように制限値レベルの汚染食品を摂取することで年間30ミリシーベルト被爆したとすると、後年ガンで死亡する人が10万人当り年165人から1,650人増加することになろう。チェルノブイリ事故後低線量による肉体への影響として、ガン疾患以外に免疫性低下、早期老化現象.若年時の心臓・呼吸器系疾患、胃や甲状腺、膵臓(糖尿病)の慢性疾患、その他精神神経障害が見られた。

特に心配なのは遺伝子への影響で、この種の影響は次世代にならないと完全には現れてはこない。

(日本での甲状腺被曝の事も書かれています.)

2001年のドイツ放射線防護令第47条は、原子力関連施設の平常運転時における甲状腺の臓器線量制限値を年間0.9ミリシーベルトとしている。だが、日本で前述した汚染ほうれん草をわずか100グラム摂取しただけで、この値を数倍上回ってしまう.


(注:PDF)
http://www.crms-jpn.com/doc/calculated-fatalities_jp.pdf

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